日本の日常でよく用いられる「ら抜き言葉」について学習しましょう。
例文

来週の金曜日、みんなでご飯に行きませんか。

いいですね。わたし、お寿司が食べたいです。

宝宝は、お寿司が食べられますか。

ごめんなさい、わたし、生ものはちょっと…。

そうなんですか。では、辛い食べ物はどうですか?

辛い食べ物は大好物です。

では、タイ料理を食べにいきましょう!
【ポイント1】ら抜き言葉
可能形
(意味)~することができる:can, 会・能
(接続)
グループ1:かく(Kaku → Kakeru)
グループ2:たべる(Taberu → Taberareru)
グループ3:くる → こられる, する → できる
※「ら抜き言葉」
会話では、「寝られます」、「食べられます」などグループ2の動詞や「来られます」を、「寝れます」、「食べれます」や「来れます」などのように、「ら」を抜いて表現することが多くある。従って、これらの言葉を「ら抜き言葉」と呼ぶ。この「ら抜き言葉」は、現在の日本語文法においては正しくないとされているが、実際は多くの人が使っている。
(例)明日、2時に来られますか。
→ 明日、2時に来れますか。
【ポイント2】ちょっと
日本人は、直接否定的な答えをすることをさけます。その代わりに、この「ちょっと」を使い、断りや否定の気持ちを表します。
※ここでは「少し(すこし)」の意味はありません。会話の中で「ちょっと…」が出てきたら、状況を考えて、その人が何を言っているか判断しましょう。
単語
生(なま)もの:raw fish, 生鱼片, 生魚片, 날 것
辛い(からい):hot, 辣, 辣, 맵다
大好物(だいこうぶつ):someone’s favorite food, 最爱吃的东西,最愛吃的東西, 매우 좋아하는 것
タイ:Thailand, 泰国, 泰國, 태국
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