断定表現である「~はずが ない/ありません。」という表現について学習しましょう。
例文

皆は急いでいるみたい,どうしましたか。

はい。今から学校へいきます。

そうですか、何かありましたか。

今日は入学試験の合格発表なんです。

そうなんです。私も一緒に見に行くんです。

この一年間、勉強してきましたので,落ちるはずがありません。

あああ!二人の受験番号がありました。おめでとう!よかったですね!
【ポイント1】—~はずが ない/ありません。
(意味)
「~はずだ」の否定の形は二つあります。「~ないはずだ」のほかに「~はずがない」という形があり、こちらのほうが確信の度合いが強くなります。否定的な確信を表します。
(例文)
「うちの子がそんなことをするはずがない/ありません。」
「あのけちな人がお金を出すはずがない。」
「この問題は君なんかにわかるはずがないよ。」
【ポイント2】~はず だ/です
形式名詞の「はず」に「だ(です)」がついた形で、推論を元にした確信を表します。確信と言ってもそれほど強くないのですが、「でしょう」や「ようだ」よりも強い、ということで「推量」に入れず、ここに置くことにします。述語の形は「~ようだ」に接続する形と同じです。
(例文)
彼らは 来る/来ない/来た/来なかった │
こちらの方が 大きい/大きくない/大きかった│はずだ/です
彼女の方が上手な/上手ではない/上手だった│
あの子は 小学生の/小学生ではない/小学生だった│
単語
合格:ごうかく。試験や検査などに適合すること。
発表:はっぴょう。世間一般に知らせること。
入学試験:にゅうがくしけん。一定の入学者を選ぶために入学志願者に対して行う試験。
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