今回は使役表現である「~は~をVさせます」と不確かな現象の表現である「—みたいです。」という表現について学習しましょう。
例文れいぶん

皆さん,節分のことは分かりますか。

子供達は節分が好きみたいですよ。

それはなぜですか。

節分(せつぶん、または、せちぶん)は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味しているそうです。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多いです。

節分に豆まきをしたり恵方巻を食べたり、数ある年中行事の中でも人気が高いものです。

窓を開けて「鬼は外!」と外へ向かってまき、鬼が戻らないようすぐに窓を閉めてから、「福は内!」と室内にまきます。

ピョリさんはよく知っていますね。

去年はピョリさんと一緒に豆まきをしましたよ。

私もやりたいです。鬼をやらせてください。

はい、皆で一緒に福豆を買いに行きましょう!
【ポイント1】使役しえき:~は~をVさせます
(意味)
ある行為を他人に行わせることを表す言い方。
(接続)
使役形の作り方
食べます 食べさせます
来ます 来させます
します させます
書きます 書かせます
・「例文」
学生は 窓を 開けました。
先生は 学生に 窓を 開けさせました。
お母さんは息子を歯医者へ行かせました。
私は子供を買い物に行かせました。
【ポイント2】—みたいです。
(意味)
不確かな、または、婉曲な断定の意を表す。
(例文)
足音がします。だれか来たみたいです。
熱があるみたいです。早退してもいいですか。
犬がすごくほえていますよ。散歩に行きたいみたいですよ。
単語たんご
節分:せつぶん/せちぶん。
恵方巻:えほうまき、節分に食べると縁起が良いとされる太巻き。
豆まき:まめまき、節分の日に豆をまくこと。豆をまくことで鬼(邪気)を追い払い、福を呼び込む。かけ声は「鬼は外、福は内」。
福豆:ふくまめ。立春の前日の節分(2月3日)の時に使用される豆のこと。炒った大豆などを用いる。
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