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Lesson9 ら行

来年のことを言えば鬼が笑う(らいねんのことをいえばおにがわらう)

だれも将来のことを前もって知っている人はいないということのたとえ。
例)そんな心配ばかりしてもしょうがないだろ。来年のことを言えば鬼が笑うぞ。

苦あれば楽あり(らくあればくあり)

楽しいことがあると、その後に必ず苦しくつらいことがあるということ。
例)人生はそう甘くはない、苦あれば楽ありだ。

らちが明かない(らちがあかない)

決着がつかない、はかどらないこと。
例) あなたが相手ではらちが明かないから、責任者に会わせなさい。 



両手に花(両手に花)

同時に二つのよいものを持つこと。
例)綺麗な女性二人が部下だなんて両手に花だね。

良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)

人から注意されたりすることは不愉快なことだが、結局は自分のためになるということ。
例)良薬は口に苦しで、人の忠告を素直に聞くのはむずかしい。

類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)

趣味や志が似ているもの同士は自然と集まる。
例)類は友を呼ぶというが、集まった仲間はみな一癖ありそうだ。



例外のない規則はない(れいがいのないきそくはない)

どんな規則にも必ず例外があるように、全てが理屈だけで解決できるわけではない。
例) 例外のない規則はないのだから、いつも頭で考えてばかりいるなよ。 

論より証拠(ろんよりしょうこ)

言い争いの時には証拠を出すのが物事をはっきりさせるいちばん良い方法である。
例)論より証拠だ、そんなに言うなら実際にやって見せてみろよ。

ローマは一日にしてならず(ろーまはいちにちにしてならず)

大きなことを完成させるには長い年月が必要であるということ。
例)ローマは一日にしてならず、こつこつと地道な努力を続けることが大切である。

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