給与明細とは…もらえる給料の額をしるためのもの
手取りの計算式(てどりのけいさんしき)

給与明細で一番大切なのは、手取り、つまり実際にもらえるお金はいくらかということです。手取りは以下の計算式で算出できます。
手取り額 = 総支給額 - 総控除額
今回の記事では上の式を覚え、それが給与明細のどこにあるかわかればOKです。総控除額にある「社会保障・年金制度」や「税金(所得税・住民税)」はほかの記事で紹介しています。
給与明細(きゅうよめいさい)をみる

では、実際にグエンさん(来日2年目,介護職)の給与明細を確認しましょう。総支給額、総控除額、手取り額がどこにあるかを理解できれば十分です。だいたいの給与明細は上に総支給額、中央に総控除額、下に手取り額がのっています。
総支給額:210,000
総控除額:(44,210)
手取り額:165,790
よく「総支給額」が振り込まれていない、という話を聞きますが、銀行に入るのは「手取り額」です。つまり、この例では165,790円が振り込まれます。
まとめ
給与明細とは…もらえる給料の額をしるためのもの
・手取り額=総支給額-総控除額で、振りこまれるのはふつう手取り額です。